SDGsにおける工場/倉庫の暑さ対策の取り組み事例
昨今SDGsという言葉をよく耳にするようになりました。
このようなシンボルマークも頻繁に目にすることはないでしょうか?
SDGsとは?
簡単に説明すると、「Sustainable Development Goals」の略称であり、日本語訳すると、「持続可能な開発目標」となります。
2015年に国連サミットで採択された国際目標であり、2016年から2030年までの期間で17のゴールの達成を目指すことになっています。
17のゴールの中の一つにこのような目標が含まれています↓
気候変動に具体的な対策を
気候変動とは、例えば地球温暖化などがあります。温暖化の主な原因の一つに空調による排出ガスなどがありますね。
我々は2030年まで、すなわち向こう10年間のうちに、気候変動に対して具体的な措置を取らなければならないのです。
年々酷暑化が進む職場環境において、空調の使用を抑えCO2排出削減に努めなければいけないのです。
本日はSDGsにおける、工場や倉庫の暑さ対策の取り組み事例を紹介致します。
※ SDGsとHVLSファンについての記事はこちら
【目次】
・空調服
遮熱・断熱塗料
工場や倉庫の屋根や壁に遮熱・断熱塗料を塗布する方法です。
これにより夏の強い日差しによる気温の上昇はもちろん、冬の寒さまで軽減することができ、冷暖房の効率改善に繋がり、結果CO2排出量低減に大きく貢献します。
また表面温度の上昇を抑えることにより、建物の劣化を抑える効果もあります。
遮熱・断熱塗料のメーカー様としては例えばガイナ様が有名で、この方法で暑さ対策に取り組みされている企業様を多くお見受けします。
費用はやや高めですが、耐用年数としては15年~20年と非常に長く投資効率は良いとされております
遮熱フィルム
工場/倉庫の中が暑くなる原因は、外からの輻射熱です。
遮熱/断熱塗料を屋根や壁の外側から塗布するのに対し、内側からも断熱シートにより輻射熱を遮断する方法は、非常にクリーンかつ有効的と言えます。
これにより、同じく空調効率を改善しCO2排出削減に大きく貢献します。
設置にあたり難しい技術は必要なく、誰でも行う事が可能で、遮熱シートの耐用年数はおおむね10年程度と言われています。
逆にデメリットとして、アルミのシートの場合の電波を反射してしまう為、携帯電話がつながりにくくなってしまう可能性があります。
ガラスコーティング
ガラスにコーティング剤を塗ることにより、日差しによる屋内気温上昇を防ぎ、冬は暖房熱を外へ逃がしません。
気温上昇につながる赤外線の他、有害な紫外線も90%以上を遮断することができます。さらには汚れも付着しにくく、メンテンナンスの頻度を減らし建物の長寿化も期待することができます。
こちらのデメリットとしましては、職人でなければ施工が難しし場合があり、耐用年数は概ね10年強と言われておりますが、劣化すると割れや変色などが発生する場合などがあります。
空調服
現場内において対策処置を施すのに対して、個人個人の服装の工夫による暑さ対策です。
ファン付きやドライアイス入りのベストなどがあり、装着することで真夏でもかなりの清涼感を得られることができます。
一方でデメリットとして、重量が重い、ファンの音が気になる、ホコリが多い場所では使えない、などがあります。
空調服の価格は1着1万円前後となるものが主流のようです。詳しくはこちら
HVLS大型シーリングファン
1台につき工場用の扇風機50台分の風を送り込むことができ、体感で-5℃、湿度6%DAWNの効果があります。
HVLSファン単体としても暑さ対策として使えますが、空調と組み合わせて使う事により、空調効率もupし電気代節約も期待できます。
具体的な電気代は夏場に24hフル稼働させたとしても月間およそ8000円程度です。
まさに次世代型のエコアイテムとして近年注目を集めている暑さ対策製品です。
如何でしょうか?
工場や倉庫において、空調以外にも実施できる暑さ対策はたくさんあります。
現場に合わせ適切な方法を選び、SDGs達成に向け、気候変動に配慮した環境良い職場づくりを目指していきましょう。
SDGsに積極的に取り組んでいる企業としてイメージ向上にもつながります。
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