「非常事態宣言」とTHE FIRST FAN
みなさん、秋も深まって参りました。「非常事態宣言」が11月19日・20日に衆参本院で可決されましたね。
こちら、「新型コロナに対する緊急事態宣言」ではなく「気候変動に対する非常事態宣言」です。
皆さんの生活を激変させている「パンデミック(感染爆発)」ですが、今、短期的にこのパンデミックは世界を蝕んでいますが、中長期的には「気候危機」が世界を蝕んでいます。温室効果ガスとの関係性はいろいろなところで皆様も目にしたことがおありかと思います。直接生活に関係がなさそうに見えることから、あまり日本では話題になっていませんが、気候危機は十分に非常事態宣言を発動するに値するものだと政府関係者は考えている、ということですね。
世界経済は勿論、日本経済もはコロナで大きな打撃を受けており、日本政府はご存じの通り、GOTOトラベルやGOTOイートなどといった政策を打ち出していますが、欧州では全く違う動きをしています。
実に新型コロナ危機からの復興計画では「次世代EU」と名付けた7500億ユーロ(88兆円)を復興基金として予算化しました。(詳しくはこちら)
2019年12月に掲げた「グリーンディール」では2050年、温室効果ガス排出が実質ゼロとなる「気候中立」達成に向けた気候目標の引上げや規制見直しなどの行動計画、を発表しておりそれをなぞる形での復興基金となります。
この欧州グリーンディールは環境政策であると同時に、エネルギー、産業、生物多様性、農業など、広範な政策分野を対象とし、経済社会の構造転換を図る新経済成長戦略です。グリーンディールには「7つの政策分野」があり、
①クリーンエネルギー、②持続可能な産業、③エネルギー・資源効率的な建築と改修、④持続可能でスマートなモビリティー、⑤生物多様性およびエコシステムの保全、⑥農場から食卓まで(From Farm to Fork)、⑦汚染ゼロ、を対象としています。
(欧州委員会Webより抜粋)
このグリーンディールは欧州委員会最大の目玉政策です。彼らは本気です。特に気になるのは欧州企業をクリーン技術や製品のリーダーにする、というところです。日本企業の我々も負けてはいられません!
THE FIRST FANは冷房が無い現場に、風をもたらし、熱中症を下げる気候変動対策商品です。冷房がある場所でもその効率性を高めることで、低・脱炭素社会の実現に貢献します。太陽光発電から給電いただけると、太陽の力で自然の風を工場の中に呼び起こすことが出来ます。
このEUグリーンディールが目指すところ政策分野のうち、「エネルギー・資源効率的な建築と改修」の理念にまさに沿うものだと言ってもいいでしょう。世界で最も環境意識の高いと言われるヨーロッパにも通用するものだと確信しています。
日本も気候危機非常事態宣言が出ている中、こういった動きはますます加速していくでしょう。THE FIRST FANの導入をご検討される皆様は、暑さ対策・結露対策という観点だけではなく、このファンの導入が世界の先進的な動きと一致しているということをぜひアピールいただけますと嬉しく思います。
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