【倉庫のコロナ対策】大型HVLSシーリングファンで三密回避
昨今の新型コロナウイルス感染者急増をうけ、政府より再び非常事態宣言が発動させる事態となりました。
昨年船橋の倉庫でクラスター発生事案があったように、物流業者の間ではより一層コロナ対策に関心が集まっているではないでしょうか?
本日は物流倉庫において、大型HVLSシーリングファンがコロナの感染予防にどれだけ効果を発揮できるかというお話をさせて頂きたいと思います。
コロナ感染予防に必要な換気量
新型コロナウイルスの主な感染経路は接触感染、飛沫感染があります。いかに3密をつくらない事が大切かという事ですね。
ある論文によると、3密空間では通常よりも感染者の数は18.7倍にもなるそうです。
では3密回避の為に、具体的にどれほどの換気量が必要となるのでしょうか?
日本医師会の有識者会議の記事にこのような記述があります↓
換気方式に関しては、厚生労働省の発表に基づくと、オフィスや商業施設では一人当たり 30m3/h の換気量が確保されていれば、感染を確実に予防できるとはいえないものの、換気の悪い密閉空間には当たらないとしている。
オフィスや商業施設に限りますが、目安として一人当たり30m3/hの換気量を確保できれば密閉空間には当たらないそうです。
30立方メートルとは、例えるならば縦5m×横3m×高さ2mの空間となりますが、つまりは1時間にこの空間の空気を入れ替えする必要があるという事ですね。
HVLSファンの換気能力
それに対して、HVLS大型シーリングファンの換気能力はどれほどなのでしょうか?
換気目的で導入するとあらば、職場に何基あれば十分と言えるでしょうか?
HVLSファンの風量で言えば、1分間に10,000m3の風を起こすことができます。
これはどのくらいの威力かというと、工場扇と呼ばれる工場用の扇風機は1台につきおよそ200m3/hと言われておりますので、単純に工場扇50台分の風量がある事になります。
そしてFAN直下から床面のカバーできるエリアとしてはおよそ2000㎡なります。
※ 参考記事↓
2000㎡とはいうものの実際に十分な風が行き届き換気できる範囲はもう少し狭いと思います。
ですのでこのエリア内にさきほどの30m3/人が入る数は、少なく見積もってざっと30人程度でしょうか?
という訳で、本日は倉庫のコロナ対策にHVLSファンを導入しどれほど三密回避できるのかというお話でした。
HVLSファン1基につき、およそ30人程度の三密回避が可能ということを一つ目安としてお考え頂ければと思います。
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