結露対策
風(気流)による結露防止のメカニズム
今回は気流による結露防止について解説したいと思います。
THE FIRST FANの結露を防止するメカニズムについてぜひ見てもらいたいのがこちらの論文です。
「湿度境界層」とやらなにがなにやらチンプンカンプンというところですが、平たく言うと、
風が吹くことで蒸発量が増えて結露が止まりやすくなる、ということらしいです。
風が結露を止めやすくする、と言う話はよくあります。
以下のリンクをご覧になってみてください。結露のイロハについては上記のリンクで学んでいただければと思いますが、
「コンクリート床や鋼材自体が冷たいこと」が問題なのではなく、
「コンクリート床や鋼材などの物質が近くにある空気を冷やしてしまうこと」が問題なのですね。
つまり、空気が動くこと(=気流)によって、コンクリートやら鉄やら温度が低いものに、
「冷やされ切る前に移動すること」が結露を止めるという考え方になります。
空気の温度は一定ではなく、建屋の上層部は温かく、下層部は低いのが通常です。
また湿度(含まれている水分の量)も一定ではありません。
コンクリートや鉄が冷たかろうと、露点温度に空気が冷やされなければよい、ということなのですね。
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